文章を書かずにWebサイトを作る

このサイト「ディスレクシアと生きる」は、5ページ構成のWebサイトです。

でも、運営者は一度も「文章を書いて」いません。

やったことは、AIに向かって話しかけること。そして「違う」「こっちの方がいい」と方向を修正すること。それだけです。

このサイトができるまで

所要時間:約2時間
書いた文章:ゼロ(すべてAIが生成)
運営者がやったこと:方向性を伝える、修正を指示する

実際のプロセス

運営者
「ディスレクシアのWebサイトを作りたい」
AI
(最初の案を作成)
運営者
「違う。最初にディスレクシアの苦しみに共感する内容が必要」
AI
(修正版を作成)
運営者
「パートや派遣は、ディスレクシアには最も難しい仕事。そこから話を始めて」
AI
(パート・派遣の難しさを追加)
運営者
「農業で収入を考えるな。学習の場だ」
運営者
「AIから始めても無理。体験が先」
運営者
「ディスレクシアの人は、AIを使うのが得意なはず」

このように、運営者は短い指示と修正だけを出しています。完璧な文章を書く必要はない。「こういう方向で」「これは違う」と伝えるだけ。

AIがそれを受けて、構造化された文章とHTMLコードを生成する。運営者は結果を見て、また方向を修正する。この繰り返しで、サイトが完成しました。

なぜこれができるのか

ディスレクシアの人は、言語化は苦手でも、「これは違う」「こっちの方がいい」という判断はできます。

全体を見て、方向性を決める。関係性を把握して、構造を考える。これはディスレクシアの強みです。

AIは、その方向性を受けて、細部を埋めてくれる。文章を書く苦痛を、AIが引き受けてくれる。

人間(ディスレクシア)の役割

  • 体験に基づく洞察を持っている
  • 全体の方向性を決める
  • 「違う」「こっち」と判断する
  • 最終的なOKを出す

AIの役割

  • 断片的な指示を文章化する
  • 構造化されたHTMLを生成する
  • 修正指示に従って書き直す
  • 細部を埋める

写真やビデオでもできる

今回は対話(テキスト)で作りましたが、写真やビデオだけでも同じことができます

📷

写真で伝える

畑の写真を撮って「これ説明して」とAIに見せる。
「この植物の状態を記事にして」と頼む。
写真があれば、言葉で説明する必要がない。

🎥

ビデオで伝える

作業の様子を撮影して「これを記事にして」と頼む。
自分が話している動画をAIに文字起こしさせる。
映像があれば、文章を書く必要がない。

🎤

音声で伝える

思いついたことを音声メモで録音する。
それをAIに整理してもらう。
話すことができれば、書く必要がない。

ポイントは、自分が得意な方法でインプットして、言語化はAIに任せること。文章を書く能力は、もはや発信の必須条件ではありません。

必要なのは「中身」だけ

このサイトができたのは、運営者に伝えたい「中身」があったからです。

  • ディスレクシアの苦しみを知っている(体験)
  • 日本の職場の現実を知っている(体験)
  • 自然農法を実践している(体験)
  • AIと協働で開発している(体験)

これらの体験があるから、「違う」「こっちの方が正確」と判断できる。体験がなければ、AIに何を伝えればいいかわからないし、AIの出力が正しいかどうかも判断できない。

体験 → AI → 発信

体験を持っている人が、AIに話しかけて、形にする。
これがディスレクシア流の発信方法です。

あなたもできる

このサイトは特別な技術で作ったわけではありません。

必要なのは:

  • 伝えたい体験があること
  • AIに話しかけること
  • 「違う」と言えること

文章を書く能力は必要ありません。完璧な指示を出す能力も必要ありません。

あなたの体験を、AIに話してみてください。写真を見せてみてください。「これを記事にして」「これを説明して」と頼んでみてください。

きっと、思っていたより簡単に、あなたの体験が形になります。

使ったツール

参考までに、このサイトを作るのに使ったツールを紹介します。

  • Claude(Anthropic) — 対話とコード生成に使用
  • テキスト入力 — 今回は音声入力ではなくテキストで対話

ChatGPT、Gemini、その他のAIでも同じことができます。大事なのはツールではなく、あなたの体験と「こっちの方がいい」という判断力です。